太陽の恵みをいっぱいにうけて育った山口県萩産の夏みかん。その果汁を100%使用した和のリキュールです。夏みかんのフレッシュな味わいとさわやかな香り、やさしい甘さが広がります。
夏みかんの原樹は、江戸中期に萩市隣の山口県長門市青海島で発見され、1927年(昭和2年)に国の天然記念物に指定されています。
萩の城下には、1804~18年(文化年間)初頭に入ってからもたらされ、ゆずの代用として利用されていましたが、幕末近くにたまたま夏に収穫したところ、美味であったため、その後は「ダイダイ」から「ナツダイダイ」と呼ばれ、夏に食べられるようになったといわれています。
明治期には、萩藩において困窮した士族を救済するため、夏みかんの栽培を奨励されており、萩市では広大な侍屋敷に当時植えられた夏みかんの樹が多く残っています。白壁が連なる侍屋敷から、夏みかんの葉や黄色い実がゆれている様子は、城下町の風景を想像させてくれます。
「夏みかんのかほり」は、山口県萩産の夏みかん果汁を100%使用しています。
萩城下街につづく道と夏みかん
萩の夏みかん
「十年貯蔵米焼酎かほり鶴」は、地酒の原料であるお米を原料とし、ゆっくり低温醗酵させ減圧蒸留したものを涼しい酒蔵で10年貯蔵させた、まろやかな味わいの米焼酎です。その長期熟成米焼酎で夏みかんのかほりをつくっています。